映画「モンスターハンター」に、「つまらない」「おもしろくない」などの酷評が寄せられています。
「モンスターハンター」は、ミラ・ジョボビッチと、夫で監督のポール・W・S・アンダーソンが手掛けた映画。
2人は「バイオハザード」シリーズで、大ヒットをおさめました。満を持して「モンスターハンター」の映画を発表したものの、評判はガタガタです。
ではなぜ、映画に酷評が寄せられたのでしょうか?映画「モンスターハンター」がつまらない理由について、探ってみました。
- 映画「モンスターハンター」がつまらない理由
- 映画「モンスターハンター」が面白い理由
- 映画「モンスターハンター」の本当の評価
つまらないと言われる理由は?
モンスターハンターの映画の感想
・モンスターは良かった
・序盤で帰りたくなりポップコーンが一瞬で溶ける
・ハンターが何を言ってるか最後まで分からない
・盛り上がってきたと思ったら謎のタイミングで終わる
・モンハンだからで観に行ったら後悔する
・つまらない
・それよりエヴァを観よう pic.twitter.com/d0goLGJLSe— 鈴凛 (@kanenaru_rinrin) March 28, 2021
映画「モンスターハンター」の興行収入は、全世界で3300万ドルを記録。日本円に直すと、33億円の興行収入となります。大コケです。
大爆死の理由は、単純に映画がつまらないからでしょう。ではなぜ「つまらない」のでしょうか?考えられる理由は4つあります。
モンハンらしくない
モンハンの映画観たけど、面白いつまらない以前に、原作愛を全然感じられなかった
ミラ・ジョヴォヴィッチを活躍させた映画を撮りたい時にその題材としてモンハンを選んだだけな感じ
ただ、モンスターの恐怖感の描写は凄い良かった— 消し炭のゆどうふ (@yudouhu_753193) April 4, 2021
映画レビューを覗いてみると、「モンハンらしさがない」という意見が多く見られました、
モンスターハンターは、モンスターを狩るのが主なミッション。ターゲットになるモンスターは恐ろしいだけの存在ではなく、それぞれに生態系を持っています。
狩る側と狩られる側にわかれているものの、ハンターとモンスターは共存関係にあるのです。
しかし映画では、モンハンらしさは全て打ち消されていました。単にド派手なモンスターと戦うだけの映画で、モンスターへの愛情は全く感じられません。
「モンハン」の世界を映画で楽しみにしていた人にとっては、頭が痛い内容です。
内容が空っぽ
エヴァに行こうかと思ったが、
今観ないと多分一生観る機会がない気がするので、モンスターハンター映画版を観た。
映画館で鑑賞しないと寝落ち必至の内容。ハッキリ言って駄○B級映画ww
家でRISEを進めてたいたほうが有意義w
(ちなみにまだハンターランク2) pic.twitter.com/7KEtcIti6U— むすび屋 沼津 (@musubiyanumazu) April 6, 2021
内容が空っぽだという意見も、多く見られました。
現実世界の人間が飛び込んだのは、モンスターが彷徨う新世界。新世界で突如モンスターに襲われながらも、命からがら逃げ出します。そうして出会ったのが、新世界のハンター達。ハンターと共に、モンスター退治をするのが大まかな流れです。
早い話が、モンスターが大暴れしているだけの映画。モンスターを通じて、訴えかけたいことが見えて来ないのです。
主人公は、ありない状況下にあります。ありえない状況下だからこそのドラマを出せば、評価は違っていたかもしれません。
キャストがしょぼい
ハリウッド版モンスターハンターはやはりミラ・ジョボビッチがカッコいいだけの映画になりそうですね
— TOY_BAT (@bat_toy) October 2, 2018
キャストがしょぼいという意見も、見られました。
映画には、ミラ・ジョボビッチ、トニー・ジャー、T.I.、ロン・パールマンなどが出演。日本からは山崎紘菜が登場しました。
「バイオハザード」はヒットしたものの、以降は評価されていないミラ・ジョボビッチ。人気は「過去」のものになりつつあります。
トニー・ジャーは「ワイルド・スピード SKY MISSION」に出演し、それなりの知名度はあります。日本では「マッハ!!!!!!!!」が有名。ただハリウッドでの実績は、十分であるとは言い難いです。
実績面で突出していたのは、ロン・パールマンでしょう。映画「ヘルボーイ」で、主演を務めた俳優です。彼を主役に映画を制作していたら、違った評価になったかもしれません。
無駄にCGが多い
モンハンの映画、ゲームを知らなければ面白いかも。
下手に「あの曲がー」とか「あのモンスターがー」とか「あの装備がー」とか期待しすぎるとつまらないかも。#モンハン pic.twitter.com/aYmPOwuNLS— シオン@CR-Z (@_sion_2) March 27, 2021
「無駄にCGが多く美術や特殊効果の粗さが目立っている」という意見も、見られました。
映画「モンスターハンター」にかけられた予算はおよそ66億円。ファンタジー映画にしては、かなりの低予算となっています。スケール大きく描くのなら、最低でも100億円は確保したい映画です。
低予算映画の部類に入るので、美術が荒くなってしまったのでしょう。映画制作における無茶振りのしわ寄せが、「モンスターハンター」に来てしまいました。
面白い?
モンスターハンター鑑賞
やっぱこの夫婦の映画最悪にして最高。リアルでモンハンするとたぶんこうなるって構図に上手く原作要素を盛り込んできてて80、90年アクションのスタイルが神すぎる。前半のエイリアン×ST×トレマーズな奮闘劇もなかなか面白い。久しぶりに超絶トチ狂い映画を観た。 pic.twitter.com/z7fXpx6P3i— マーク (@mark_dosey) April 6, 2021
散々な評判が集まる映画「モンスターハンター」。しかし映画レビューサイトを覗いてみると、言うほど悪い評判は出ていません。
映画.comでは3.1の評価。評価が2になっていたら、「つまらない」と認定しても問題はないでしょう。でも3以上の評価が付けられているので、「面白い」と感じている方もいらっしゃいます。
そこで映画「モンスターハンター」が面白いと感じる理由について、考察してみました。
期待以上の面白さ!
映画モンスターハンター見ました〜🎵
忘れていたモンスターへの畏敬の念を思い出させてくれる素晴らしい映画でしたね!迫力満点で最高に面白かったです✨
ディアブロス怖すぎよ〜〜〜!! pic.twitter.com/KuY6Gt9RDG— JO (@JO_yamayama) April 4, 2021
「モンスターハンターは期待以上に面白い!」と、レビューサイトで投稿されていました。
どのゲーム実写化映画でも、ファンの支持を得るのは難しいです。「モンスターハンター」以外にもゲーム原作の映画は多数ありますが、大半以上は散々な出来。ゲームファンにとっての「映画化」は、悪い予感しかしないのです。
だから「どうせ面白くないに決まっている」と、最初から決めつけている方も少なくありません。しかし想像していたよりも面白かったら、評価はがらりと変わるものです。
モンハン未プレイの人からは好評!
イオンシネマ県央にて、ポール・W・S・アンダーソン監督『モンスターハンター』鑑賞。異世界召喚パニック映画として始まるが、徐々に戦闘力はレベルアップ。等身大の姿のまま対峙して巨大なモンスターを成敗していく爽快感はたまらない。ゲームはやったことないので設定等気にせず、そこそこ楽しめた。 pic.twitter.com/SBFwWiHeHe
— 志塚直人 (@wS51HLpyLHomGLb) April 3, 2021
ファンタジー映画として面白かったと、映画レビューサイトに投稿している方もいらっしゃいました。投稿主は、ゲーム未プレイの人がほとんどです。
「モンスターハンターはモンスターを狩るゲーム」というのは、前もって知っていたはずです。ただ具体的なゲーム内容については、把握していない状態でしょう。
だからこそ「ゲームの実写映画化」ではなく、1本のファンタジー映画として観たと思われます。ミラ・ジョボビッチが、異世界に飛ばされてモンスターと戦う物語を純粋に楽しんでいた様子でした。
まとめ
映画「モンスターハンター」がつまらない理由は、ゲーム版を愛しているからでしょう。
ゲームから映画にシフトする際に大幅に内容が変わっており、ゲームファンにとっては不愉快です。
しかし「モンスターハンター」未プレイの人からは、「面白い」という評判も出ています。
何も考えずにフラットな状態で映画を見れば、楽しめるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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