騙し絵の牙|映画の薫風社や本屋のロケ地は?埼玉県行田や銀座が撮影場所?

大泉洋さん主演の映画「騙し絵の牙」が、3月26日から全国で絶賛公開中です。

大泉さんが演じるのは、大手出版社の薫風社で雑誌編集長を務める速水。経営改革を理由に、カルチャー雑誌”トリニティ”が廃刊危機に陥ります。速水は廃刊を阻止するために、あの手この手で立ち向かいますが、くせもの揃いの上層部や作家たちに翻弄されます。果たして速水は”トリニティ”の廃刊を止められるのか!?陰謀が渦巻く中、速水は新人編集者の高野(松岡茉優)とともに起死回生の一手に出ます。

原作は、映画化もされた『罪の声』の作者・塩田武士さんの同名小説です。執筆するときから主役の速水は大泉洋さんをイメージして書かれた「当て書き」の小説です。大泉さんの好演が期待できますね。

今回は、そんな「騙し絵の牙」のロケ地撮影場所や、目撃情報をご紹介します。

 

この記事で分かること
  • 「騙し絵の牙」ロケ地撮影場所はどこ?
  • 「騙し絵の牙」ロケ地の目撃情報

「騙し絵の牙」ロケ地撮影場所は?

 埼玉県行田市 忍書房(おししょぼう)

松岡茉優さん演じる編集者の実家”高野書房”として使われたのは、埼玉県行田市にある忍書房です。個人経営の小さな本屋さんで、歴史系の書籍や忍書房でしか手に入らないラインナップの本を取り揃えています。

忍書房は行田市役所のすぐそばにあり、同じ通りには、「騙し絵の牙」にロケ弁のケータリングを行ったレストランミヨシもあります。

”忍書房”という珍しい店名の由来は、行田市にある”忍城(おしじょう)”からきています。数々の合戦に勝ち続けた豊臣秀吉が、唯一落とせなかった城がこの忍城。映画「のぼうの城」でも有名になりました。

 東京都千代田区紀尾井町 文藝春秋社ビル

薫風社のフロア撮影は、文藝春秋社ビルで行われました。高野(松岡茉優)が資料室で謎の作家・神座の古い原稿を探すシーンや、役員会議のシーンに使われています。

文藝春秋社は1923年(大正12年)創立の歴史ある出版社です。本社ビルは、有楽町線麹町駅からわずか徒歩3分の場所にあります。「騙し絵の牙」の原作本の出版元はKADOKAWAですが、映画のロケでは文藝春秋社ビルが使われたことに驚いた方も多かったようですね。

東京都中央区日本橋室町 近三ビル

薫風社の外観の撮影に使われたのは、日本橋にある近三ビルです。

近三ビルができたのは1931年(昭和6年)。建築家・村野藤吾がヨーロッパ周遊で学んだ建築技術をふんだんに取り入れて建てられました。その後は手入れと改修を重ね、今でもテナントビルとして使われ続けています。1999年には東京都選定歴史的建造物に指定され、DOCOMOMO Japanが選定する「日本の近代建築20選」に選ばれました。

 東京都港区台場 乃村工藝社ビル内 Reset Space(RE/SP)

薫風社の周囲で暗躍している文芸評論家の九谷ありさ(小林聡美)。彼女が使っているワークスペースやトークショーの会場として撮影に使われたのは、乃村工藝社内のコミュニケーションスペース、Reset Space (Re/SP)です。

乃村工藝社は創業1892年の老舗株式会社。「空間のプロデュース」を得意としており、商業施設、ホテル、ワークプレイス、博覧会、博物館などさまざまな施設のプロデュースを手掛けてきました。

現在は「騙し絵の牙」の公開にともない、社内の3Dバーチャルツアー体験ができます。

3Dバーチャルツアー体験はこちら
https://my.matterport.com/show/?m=4kqkjkX7BJB

 東京都 八重洲ブックセンター本店

大泉洋さん演じる速水が、”トリニティ”の売れ行きをじっと見守っていた本屋は、八重洲ブックセンター本店です。

八重洲ブックセンターは東京駅の目の前にあり、9階建て1400坪の敷地にある日本有数の大型書店です。ベストセラー本からマニアックな専門書まで、無い本は無いというほどラインナップが充実しています。

2階にあるカフェ”ティファニー”では、速水と東松(佐藤浩市)が”トリニティ”の売れ行きの具合を見下ろしているシーンも撮影されました。

「騙し絵の牙」ロケ地目撃情報は?

「騙し絵の牙」は東京や埼玉などの首都圏で多くのロケが行われましたが、撮影の目撃情報はあるのでしょうか?

東京都中央区 銀座


都内では銀座での撮影も行われていたようですが、場所は特定できませんでした。しかし映画の公開記念イベントが銀座松竹スクエアで開催されていました。こちらには大泉洋さん、松岡茉優さんなど、出演者がたくさんかけつけたようです。

埼玉県行田市 レストランミヨシ

埼玉県行田市でのロケでケータリングを担当したのは、忍書房からほど近いレストランミヨシです。忍書房への出前ということで、大泉洋さんや松岡茉優さんに遭遇したかもしれませんね。レストランミヨシでは、カレーライスやオムライス、パスタなどの定番メニューや、行田の特産品の行田在来青大豆を使ったポタージュが人気です。出演者とスタッフのみなさんが味わったメニューを、ぜひ現地で食べてみて下さい。

レストランミヨシのHPはこちら

埼玉県行田市 忍書房

撮影中の俳優さんたちをいちばん近くで目撃できるのは、やはりエキストラです。募集は埼玉県行田市で行われる撮影であったようです。忍書房に行列ができるシーンでしょうか。真冬に真夏のシーンを撮影したようですね。

エキストラに参加した方には、素敵な記念品もプレゼントされていました。出演者を間近で見られて、非売品の記念品までもらえるなんてうらやましいですね。

まとめ

「騙し絵の牙」のロケ地巡りがしたくなってきましたか?撮影は埼玉県行田市の忍書房や、東京の文藝春秋社ビル、乃村工藝社ビル、八重洲ブックセンターなどで行われていました。ぜひ一度足を運んでみて下さい。 

 
 以上、騙し絵の牙|映画の薫風社や本屋のロケ地は?埼玉県行田や銀座が撮影場所?についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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