武士の献立丨登場人物(キャスト、俳優、女優、出演者、子役)を解説!

 

この記事では、武士の献立の登場人物(キャスト、俳優、女優、出演者、子役)についてご紹介していきます!

 

 

武士の献立丨登場人物

舟木春(舟木家の嫁)/上戸彩

江戸の料亭の娘として生ますが幼い頃に両親を亡くします。

その後加賀藩6代藩主・前田吉徳の側室・お貞に仕える女中になり、商家へ嫁ぐが1年足らずで「生意気だ」と言われ離縁され出戻ってしまいます。

しかし舟木伝内(西田敏行)に料理の才能を見込まれ、「息子の嫁に来てくれないか」と懇願され舟木家へと嫁ぎ、舟木安信の妻となります。

春は4歳年下の康信に「古だぬき」と言われてしまいます。そんな春ですが、夫が出世できるよう必死に支えていくのでした。

上戸彩演じる春ですが天津爛漫で愛らしく周りの皆に可愛がられる性格です。ですが夫・舟木安信演じる(高良健吾)にはなかなか気に入られず、逆に冷たい態度を取られていました。

康信と春、二人で能登へ食材探しの旅に出た時、春の足袋が真っ黒になって足を痛そうにしていましたしが一切泣き言も言わず康信に付いて行きます。

春は強い人だなと思いながら見ていました。そんな春を見て康信も少しずつ心を許していくのです。

ある日、春の姑(舟木満)から「安信は昔から道場の娘(佐代)の事を好いていた」と聞かされ春が動揺するシーンがありますが、姑の口の軽さにはびっくりしました。普通はそんな事言いませんよね。

「夫は他の人を好きなのかもしれない…。」でも春はだんだん夫に惹かれていっている…。見ていて切ない気持ちになりました。

一見平和な料理映画だと思いきや、歴史的な部分もしっかり入っていて、加賀騒動なども盛り込んでいるので見ごたえは十分です。

舟木安信(舟木家の次男)/高良健吾

舟木伝内の次男として生まれ、剣術が好きで城下でも指折りの剣の使い手でした。

しかし長男が亡くなった事で自分が家業を継ぐ事になり、剣の道をあきらめ嫌々ながらも料理人を目指します。

父・伝内が見初めた春と結婚しますが、剣術道場の幼馴染である佐代のかんざしを大事に持っていました。

妻・春のサポートもありみるみる腕を上げ、後に伝内よりも出世して御料理頭となります。

「包丁侍」なんてかっこ悪くて剣の道に進みたかった安信ですが、春との結婚を機に料理の道にのめり込んでいきます。

最初はふてくされた感じで芋の皮むきなどをしていた安信ですがたが、春の指導によりめきめき腕を上げ成長していく所などを見ると、父伝内の血を受け継いでいるなと感じます。

妻・春の事は4歳も年上だし、バツイチの出戻りだし何とも思っていないような感じでしたが、春の料理上手な所や献身的に支えてくれる姿を見てだんだんと心を開いて行く様子が描かれていて見入ってしまいました。

高良健吾は確かにイケメンで、実力派俳優の一人です。

今作では包丁侍として真剣に料理に向き合っていく決意や、親友の死などを経験し、大人の男へと成長していく康信の心を高良健吾が見事に演じていました。

演技が上手でイケメンなのですから人気もあります。
2005年ドラマ『ごくせん第2シリーズ』にて俳優デビューし数々の作品に出演しています。

舟木伝内(安信の父)/西田敏行

安信の父で料理人。自ら考案した「鶴もどき」の調理方法を春に言い当てられ、息子の嫁に来てほしいと懇願する。

舟木満(安信の母)/余貴美子

安信の母。少々口が軽くおっとりした性格。

今井佐代(安信の幼馴染)/成海璃子

剣術道場「養心館」の一人娘で安信の親友・今井定之進の妻。幼馴染の安信と結ばれたいと思っていたが、定之進と結婚する。

今井定之進(安信の親友)/柄本佑

佐代の夫で安信の親友。「養心館」の師範を務める。

お貞の方(真如院)/夏川結衣

加賀藩6代藩主吉徳の側室。春をかわいがっていた。

武士の献立丨キャスト

ここでは、武士の献立のキャストについて紹介していきます♪

上戸彩/舟木春

本名:五十嵐 彩(旧姓:上戸)
生年月日:1985年9月14日(34歳)
代表作:2004年『あずみ』第27回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞、新人俳優賞

2001年 テレビドラマ『3年B組金八先生』第6シリーズで性同一性障害の生徒役を演じた。
2003年 テレビドラマ『高校教師』で主演
2012年 映画『テルマエ・ロマエ』出演
2017年 映画『昼顔』主演

また出てくる料理の美しさもそうですが、上戸彩はどんな役柄でもいつも美しくて可愛いです。
江戸時代をテーマにしているこの作品での着物姿も素敵でした。

上戸彩は「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。

2000年、テレビドラマ『涙をふいて』で女優デビューしますが、その後ドラマや映画などで活躍し2012年、EXILEのHIROと結婚。

お母さんとなった彼女ですが、個人的には演技に説得力が出ている今の方が私は好きです。
現在放送中のドラマ「半沢直樹」でも良い妻を演じています。妻役が定着しつつある上戸彩です。

また映画「昼顔」ではびっくりするほど大人っぽくそして艶っぽく演じていました。

高良健吾/舟木安信

本名:高良 健吾
生年月日:1987年11月12日(32歳)
代表作:2013年『横道世之介』第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞

2008年『蛇にピアス』
2010年『おにいちゃんのハナビ』
2015年『悼む人』
2019年『アンダー・ユア・ベッド』

武士の献立丨登場人物(キャスト、俳優、女優、出演者、子役)を解説!のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

『武士の献立』は2013年に公開された作品。江戸時代の加賀藩に仕えた武士の時代劇です。実在する舟木伝内と家族を描いた物語となっています。

料理で将軍家や大名家につかえる武士の事を『包丁侍』と言っていたそうです。その武家に料理上手だった女中の春が嫁ぎ、出来損ないの夫を立派な『包丁侍』として育てていきます。

加賀騒動の中、料理で人の心を動かす心温まる人間模様が描かれている作品です。

 

お貞の方を演じる夏川結衣が出演していたり、春の姑(舟木満)に余貴美子がキャスティングされていたりと何とも豪華な面々です。

そして上戸彩演じる春が、常に旦那より一歩下がり、夫想いの武士の妻を演じている所など、日本人なら一度は見てほしいと思う作品です。

 

しかし『武士の献立』という題名なので、私的には料理シーンがもっと多くても良かったのではないかと思いました。

監督は「釣りバカ日誌」で有名な朝原雄三が手掛けています。

本作品は第37回日本アカデミー賞にノミネートされ上戸彩は「優秀主演女優賞」、余貴美子は「優秀助演女優賞」をそれぞれ受賞しています。

ちなみに映画の冒頭に出て来る、春の少女時代を演じている可愛い子役、大森絢音(おおもりあやね)はドラマ『絶対零度』で上戸彩と共演しています。

この作品は、繊細で芸術的な和食の数々や、こだわりが感じられる綺麗な器たち、着物を着た慎ましい所作や食の持つ力などなど…

私たちが大切にしなければいけない何かを感じ取れる作品だと思います。

 

 

以上、武士の献立の登場人物(キャスト、俳優、女優、出演者、子役)を解説!についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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