現在世界中の観客を混乱に陥れている映画「TENET」。
監督は「ダークナイト」「インセプション 」「ダンケルク」で有名なクリストファー・ノーラン。
彼の監督作で最も壮大なスケールで展開するのが、今回ご紹介する「インターステラー」です。
物理学者キップ・ソーン監修で、徹底的な科学考証に基づき作られた今作品のストーリーと映像は多くの観客に驚きと感動を与えました。
本記事では、結末までを含めたあらすじを紹介しながら、今作品の続編の可能性について考えていきたいと思います。
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- 映画「インターステラー」のネタバレあらすじ
- 映画「インターステラー」の続編はあるのか
インターステラー丨主な登場人物(キャスト)
ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)
妻を脳腫瘍で亡くし、マーフィーとトムを男手一つで育ててきた。事故で宇宙飛行士を辞めるも、宇宙への憧れは捨て切れておらず、彼の科学への熱意はマーフィーに引き継がれる。
アメリア・ブランド(アン・ハサウェイ)
ブランド教授の娘で自らも科学者である。人類移住の代替案の研究を任せられ受精卵の管理をしている。ラザロ計画のメンバーの1人であるエドマンズと恋人であり、心から切に会いたいと願っている。
マーフィー・クーパー(幼少期:マッケンジー・フォイ/成人期:ジェシカ・チャスティン)
ジョセフの娘で父親譲りの科学好き。観察及び考察力に優れ、グランド教授に一目を置かれる。宇宙へ旅立つ父に対する愛憎を押し殺しながら成長し、グランド教授の下で重力に関する研究を行う。
トム・クーパー(幼少期:ティモシー・シャラメ/成人期:ケイシー・アフレック)
ジョセフの息子で家業であるとうもろこし畑を引き継ぐために父から様々な教えを受ける。大人になり子供を2人設けるが、1人は病気で亡くし、とうもろこし畑は疫病で徐々に蝕まれ精神的に追い詰められていく。
ロミリー(デヴィッド・ジャーシー)
クーパーと同行する仲間の1人。ミラー博士の惑星にいく際に、自ら母船に残りブラックホールの研究を行う。
ドイル(ウェス・ベントリー)
クーパーと同行する仲間の1人。惑星の探索の方針を巡り、ジョセフと対立するが最終的に彼に従い共にミラー博士の惑星に向かう。
ブランド教授(マイケル・ケイン)
NASAでラザロ計画に携わりながら、重力の研究を長年行ったきた。ジョセフとは古い仲で、彼の旅立ちの後クーパー家の面倒を見ることになる。
マン博士(マット・デイモン)
ラザロ計画のリーダーであり、惑星発見のシグナルを送れた数少ない内の1人。
インターステラー|あらすじネタバレは?
インターステラー丨あらすじ 【結末・ラスト(ネタバレ)】
場所を移したマン博士はクーパーに真実を話す。
実は、マン博士は孤独と絶望に耐えかねてデータを改竄した上で、シグナルを送っていました。この氷の惑星は、理想の惑星などではなかったのです。クーパーの宇宙服を壊した上で置き去りにし、彼は宇宙船を奪い母船を目指します。
クーパーはアメリアに救出されるが、ロミリーはマン博士の基地の爆発に巻き込まて亡くなります。
TARSの機転により、マン博士は母船にドッキングできなくなりましたが、強行したために宇宙船は爆発します。
惑星に墜落しかけた母船を追いかけ、ギリギリのところで母船とドッキングに成功、クーパーとアメリアは惑星を後にします。
燃料が少ない中、ガルガンチュアの重力を反動に推進力とする「スイングバイ」でエドマンズの惑星を目指す事にしました。母船を軽くするため、移動用の宇宙船を切り離す事になりTARSがその宇宙船に残ります。
スイングバイは成功したかに見えたが、クーパーの乗る宇宙船自身も犠牲にする必要がありました。全てはアメリアをエドマンズに会わせるために、クーパーは嘘をついていました。
母船から切り離されガルガンチュアに落ちていくクーパー。
ガルガンチュア内でクーパーは無数の部屋が連なる空間に迷い込みます。
それは、あらゆる時間のマーフィーの部屋で構成された5次元の世界でした。過去のマーフィーに本棚越しで連絡を取ろうと試みます。
本をモールス信号として落とすことでメッセージを伝えようとする中で、あの「幽霊」は自分であったと気づきます。
TARSと無事連絡が取れたクーパーは過去を変えるのではなく、未来への橋渡しをすることが自分の役目だと知ります。ブラックホールの特異点の観測データをTARSにモールス信号に変換してもらい、マーフィーの部屋に送ります。
大人のマーフィーは部屋に残してあった、あの腕時計の針が小刻みで動いている事に気づき、これが父からのメッセージだと理解します。
そして、彼女はそれを基にして重力の謎を解きました。
役割を終えたクーパーは空間が閉じていく中、これが未来の人類によるものだと悟ります。
彼はワームホールを通り、過去のアメリアと握手を交わし、土星近くを漂流します。
彼は土星周囲に建造された「クーパー・ステーション」に救出されます。人類は、マーフィーの研究により地球から脱出できていたのでした。
クーパーはそこで自分よりも年老いたマーフィーと再会します。彼女の側にいようとするクーパーに、マーフィーはアメリアを迎えにいくよう諭します。
回収されていたTARSと共に、クーパーは再び宇宙に旅立ちエドマンズの惑星を目指します。
1人惑星に降り立ったアメリアは、エドマンズの遺体を見つけて埋葬します。
アメリアは最後宇宙服のヘルメットを脱ぎ、1人研究に取り掛かろうとしていた。それは、この惑星こそが人類の新しい故郷になり得る星であることを意味していました。
インターステラー|続編はある?
去年のコロナの影響での「インターステラー」IMAXGT再映、本当に凄かった。あのクオリティーで観客に五次元を意識させる凄さ。誰も観たことのない世界を映像として見せきる力✨クリストファーノーラン監督ヤバい。そしてノーランが50歳という事にも驚く‼️パワーあり過ぎ。大好きな映画監督です。 pic.twitter.com/3vIJL6zGU7
— SAKANO @ α9Ⅲ待ってます (@SAKANO47086550) February 11, 2021
クリストファー・ノーランという作家性について
まず、インターステラーの続編を考えるにあたって知るべきことがあります。それは、クリストファー・ノーランという「作家」の映画への姿勢についてです。
彼は、映画を「一本の完成された物語」として作ることが前提にあります。
彼のフィルモグラフィーの中で「続編」があるのはダークナイト三部作だけです。主演を務めたクリスチャン・ベールによれば、3作目にあたる「ダークナイト・ライジング」は当初製作予定はなかったそうです。そして、3作目のあのラストに続編を期待する声も多かったですが、監督の中ではもうこれ以上はないそうです。
私個人の考えとして、彼の作家性というのは、「主人公が世界の中で自分の存在価値を認識すること」を描く事にあります。
本映画でもクーパーは娘から離れ自分の人生を生き始めるところで物語が終わります。
これを考えると、ノーラン監督としては描きたい内容が終わっています。
現状、インターステラーの続編の話は上がってないのはこのためと思われます。
納得のいく脚本があれば…?
とはいえ、ノーラン監督が納得のいく脚本さえあれば続編も夢ではないです。
クーパーとアメリアが惑星を開拓していく話や、マン博士たちのラザロ計画を深掘る前日譚も面白そうですが、どちらもノーラン監督は興味なさそうですね。
こういうのは別の製作者がドラマを作るなんて、事にもなりそうですがその話も今のところないですね。
むしろ、同じ世界観をベースにしつつはるか先の未来話なんて企画の方が興味ありそうですね。ノーラン監督の映画は基本的に現実にある銃やガジェットが出てくることが多いので、近未来のガジェットを駆使したSFアクション映画はとても面白そうです!
インターステラー続編はある?ラストから考察|あらすじネタバレも!のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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