ばるぼら|映画の海外の反応は良い?悪い?意外な評価?

 

1970年代に「ビックコミック」で連載された手塚治虫同名原作の漫画が稲垣吾郎と二階堂ふみ主演で映画化された「ばるぼら」

売れっ子小説家でありながらも異常性癖に悩まされる主人公の美倉洋介が、自堕落な女のばるぼらと出会い翻弄されていくという物語です。

独特の世界感から“映像化不可能”とまで言われていたこの作品ですが、手塚治虫生誕90周年を記念として2018年に映像化が発表され手塚治虫の息子の手塚眞監督がメガホンを手にし映画化し、そしてついに11月20日に公開間近ということで、東京国際映画祭コンペティション部門の正式招待をはじめ、世界各国の映画祭で話題となりました。

今回この記事でそんな映画「ばるぼら」の世界の反応をまとめてみたいと思います。

 

この記事で分かること
  • 映画『ばるぼら』の良い海外の反応

  • 映画『ばるぼら』の悪い海外の反応

  • 映画『ばるぼら』の音楽、曲、サントラは?

良い海外の反応

出典:映画ナタリー

各国の映画祭での評価は?

映画『ばるぼら』は、

  • イタリア第40回FANTAFESTIVAL最優秀作品賞受賞
  • プエルトリコLUSCA国際ファンタスティック映画祭督賞受賞

など話題を呼んでいる模様でした!

他にも、

  • エストニア 第23回タリン・ブラックナイト映画祭
  • スウェーデン 第43回ヨーテボリ国際映画祭
  • オランダ シネマジア映画祭
  • カナダ ファンタジア国際映画祭
  • 香港 第44回香港国際映画祭
  • フランス 第26回エトランジュ・フェスティバル
  • 台湾 台湾桃園映画祭
  • ベルギー 第13回レイザー・リールファンタスティック映画祭

など、10か国という様々な国で上映されているという情報がありました!

海外のマンガファンの方も手塚治虫はマンガの神だ!という意見がいくつかみられましたし、やはり日本の手塚治虫作品としてかなり注目されているようです。

かの有名なスタンリー・キューブリック監督が「2001年宇宙の旅」の美術監督として手塚治虫にオファーをしていたが手塚治虫が忙しすぎて断ったという有名な逸話もありますね。

youtubeでの公式トレーラーについたいい意見

Need to watch this!(これは見なくては!)

When it will release in DVD/bluray format ? (DVDやBlu-rayでリリースされるのはいつですか?)

Amazing to see one of Tezuka’s works being adapted to live action, I definitely look forward to seeing this and I’d like to see more Tezuka manga be adapted to live action.
(手塚の作品の1つが実写化されるのは素晴らしいことです。これを見るのを絶対楽しみにしています。もっと手塚作品が実写化されることを望んでいます。)
The visual looks stunning! Can’t wait to see it! (ビジュアルが見事に見えます!見るのが待ちきれません!)
I wish to watch it soon in support of Inagaki Goro’s work
(稲垣吾郎の作品を早く見て応援したいです!)
Amazing to see one of Tezuka’s works being adapted to live action, I definitely look forward to seeing this and I’d like to see more Tezuka manga be adapted to live action.
(手塚の作品の1つが実写化されるのは素晴らしいことです。これを見るのを絶対楽しみにしています。もっと手塚作品が実写化されることを望んでいます。)
The visual looks stunning! Can’t wait to see it! (ビジュアルが見事に見えます!見るのが待ちきれません!)

Looks absolutely awful, and I absolutely love Tezuka, especially his adult/noir manga.
(手塚作品は絶対ひどいように見えますが、彼の大人でノワールな漫画は大好きです)

 

ざっと見てみる限り早く見たい!待ちきれない!といった意見が多かったです!

海外でも手塚作品として注目されると同時に、稲垣吾郎や二階堂ふみの演技に対して好印象なイメージのようですね。
2人の体当たりな濡れ場のシーンなども海外でどう評価されるのか気になります。

公開されたトレーラー映像からのビジュアルをエロスやオカルティシズム、ファンタジーが混ざり合った手塚作品の映像化をすると独特な雰囲気になり見事だと絶賛するコメントもありました。

悪い海外の反応

出典:fashion-press.net

イタリアの映画祭で受賞はしたが…?

 

イタリアのファンタ映画祭で最高賞を受賞はしたものの、昨今昔のマンガや映画をネタに映画化されることについて「想像力の停滞を考える」とメッセージが出ているそうです。
それに付け加え、監督手塚眞について父親の反社会的悲鳴(?)をある程度弱める危険と翻訳されているようですが、手塚作品の強烈なメッセージを息子がキチンと表現できるのかということを言っているのではないかと考えます。

ある国の方の意見では、手塚アニメはノスタルジアで盲目になっているファン以外に何かを与えることは出来ないと言っていました。確かに革新的ではあったけど、フロッピーディスクと同じこと、1.44MBの世界に戻りたい人はあまりいないだろう。大抵のものは新しい物の方が優れているんだとコメントしていました。
辛辣ですがそういう意見が出ることもあるでしょうね。
それでもそのコメント自体はアニメの評価だと思いますので、映画の評価は見てみれば変わるのではないでしょうか。

 

youtubeでの公式トレーラーについた悪い意見

Barbra comic is one of my favorite work from Tezuka. As a genre, I’d call it “Surreal Decadence”? Which loosely themed about Art and artists. For notoriously low standards of Japanese live action Manga movies, could it be it’s not…bad??
(ぼるぼらコミックは手塚作品でお気に入りの1つです。ジャンルは「シュールなデカダンス」っていうのかな?アートとアーティストをテーマにしたものです。日本のマンガ実写映画は基準が低いことで有名ですが、これはどうなのでしょうか?)

Aww man I was kinda excited to hear about Barbara. I didn’t know anything about it other than the cover, but it looked pretty neat. I guess I’ll still watch it, but I have lowered expectations now.
(あああ、ぼるぼらのことを聞いて少し興奮してしまいました。表紙以外は何もわかりませんでしたがかなり綺麗に見えました。見ると思いますが、今は期待値を下げておきます。)

悪い評価をつけているコメントはあまり見つけられなかったのですがおそらく“敢えて”期待しないでおこうかな、くらいの感じのようですね。
日本のマンガ原作の実写化作品は基準が低いという意見もありましたが、実際実写化された作品でも素晴らしいものもありますのでそこは見てから評価したいですね。

音楽、曲、サントラは?

出典:映画ログプラス

音楽は神戸生まれで武蔵野音楽大学ピアノ科在学中から音楽活動を始めたという橋本一子が手掛ける。
ノンジャンルでカテゴライズされていない独自の音楽性で作曲、演奏をする。80年代にYMO「テクノポリス2000-20」へのゲスト参加をはじめ高橋悠治、菊地成孔、手塚眞など内外の多彩なアーティストとジャンルにこだわらずに共演をかさねた。
そのほかにも映画やビデオのサウンドトラック、アーティストプロデュース、アレンジも手掛けている。
この映画ではどんな音楽を聞かせてくれるのか楽しみですね。

まとめ

 

映画「ばるぼら」の海外の反応についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
youtubeのコメントの部分はつたない翻訳なのでもしかしたら違うかもしれません…間違えていたらすみません💦

数々のマンガ作品を残してきた手塚治虫の作品は今も昔も国内外関係なしに注目を集めることがわかりました。
その中でも大人向けの作品として有名なばるぼらが実写化ということでどんな映像になっているか気になりますね。

 

 

以上、ばるぼら|映画の海外の反応は良い?悪い?意外な評価?についてご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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