ディズニー&ピクサーが手掛けた傑作、映画『リメンバー・ミー』。死者の国を舞台とした心温まるストーリーです。
映画『リメンバーミー』は2018年3月16日に公開されました。監督は、映画『アーロと少年』の監督を務めたエイドリアン・モリーナ、そして映画『トイ・ストーリー2』『ファインディング・ニモ』の監督を務めたリー・アンクリッチが共同で務めています。
リメンバーミーを見た感想として「泣ける」、「傑作」、「号泣」といった映画を評価する声が多いですが、「つまらない」、「微妙」、「ひどい」と批判的な評価があることも事実です。そこで、どのようなところが「泣けて」「つまらない」のか、実際に見てきた人の感想や評価も参考にしながら紹介していきます。
今回は、映画『リメンバーミー』がつまらない理由と泣ける理由について紹介していきます。
- 「リメンバーミー」のつまらない理由
- 「リメンバーミー」の泣ける理由
リメンバーミー|つまらないし微妙?
#リメンバーミー
今から観るけど、
当たり屋根性ムンムンなんですが、
ホントに泣けんの?最近映画観て泣いてないよおれ?
カフカ宍戸の歌微妙なんじゃないの?
話運び幼稚なんじゃないの?
どうすんの?吹き替えで観ちゃうよ?ヘッドホンつけちゃうよ?
いいの?再生押しちゃうよ?ちょっとトイレ pic.twitter.com/llHoEfCF3f
— Kokky-K@1分映画批評 (@12paku) July 25, 2018
ストーリーのリアルさに欠ける
『リメンバーミー』は、主人公が死者の世界に迷い込むストーリーなので、そもそもリアルなストーリーは期待できません。しかし、多くの人が思っていることはそういったことではなく、「都合がいい」ストーリーにつまらなさを感じているようでした。
死者の国で主人公のミゲルが問題を次々と解決したり、結局は条件なしで元の世界に戻れたり、歌を歌ったらおばあちゃんの記憶がよみがえるなど都合がいいと思われるような展開は多かったかもしれません。しかし、ディズニー作品は多くの子供も見るので、都合がいいことで子どもたちにもわかりやすいストーリーになっているのかなとも思いました。
期待しすぎた・・・
『リメンバーミー』は、ピクサーが手掛けています。ピクサーといえば、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など多くの大ヒット作品を出しています。その影響もあってか、「期待しすぎた」人が多かったようです。
『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』はシリーズで作られている人気作です。これらと本作の違いは、キャラクターのビジュアルとファンタジー要素の違いだと思います。マスコットにして持ち歩きたかったり、子供受けしそうなビジュアルは『トイ・ストーリー』に出てくるようなキャラクターだと思いますし、死者の世界よりは、しゃべるぬいぐるみの方がファンタジー要素としてわくわくできるのかなと思いました。
タイトルがネタバレ
『リメンバーミー』を直訳すると「僕をおぼえていて」となります。物語に合うように意訳すると「僕を忘れないで」や「僕を思い出して」となります。
この和訳と、死者の国が題材となっていることを考えると、「死者を忘れない」、「死者を思い出す」ようなストーリーなのかとだいたい察しがついてしまいます。たとえばここで観客を裏切るようなタイトル回収でもあれば盛り上がりも増えますが、ほとんどタイトル通りのストーリー展開だったので、不満に思う人が出てきてしまったのかもしれません。
リメンバーミー|傑作で泣ける?
リメンバーミーはひとりで観たほうがいいよ。初めて観た時息できなくなるほど泣いたから。 pic.twitter.com/ZrIcSehZc3
— ( MAYUMETAL } 🐇 (@MayuMetal) February 18, 2022
泣けるストーリー
『リメンバーミー』の感想でとても多かったのが、「泣ける」や「号泣した」という言葉でした。ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、最後のココの姿に感動し号泣してしまいます!
『リメンバーミー』の1番と言ってもいい見所は、やはり家族愛でしょう。ミゲルの視点、ココの視点、ヘクターの視点と、さまざまな登場人物の視点から家族愛を感じることができます。それぞれのキャラクターが家族を思うときに、観客も自分の家族を重ねてみることで、愛しさは倍増です。また、それぞれが家族を思うときに主人公のミゲルがそばに寄り添っているところも素敵ですよね。
音楽性
『リメンバーミー』の見所には、ストーリーだけでなく音楽も挙げられます。なぜなら、音楽がこの映画の良さをさらに引き立たせているからです。音楽なしではこの映画を語ることはできません。良いシーンの時に良いタイミングで音楽が入ってくるんです。そして、そのシーンに寄り添う歌詞が素敵なんですよね。
ミゲルの日本語吹き替え版を務めた石橋陽彩さんの歌声は、映画公開当時話題になりました。特に、映画内でミゲルがママココにリメンバーミーを歌うシーンは必見です!
映像美
『リメンバーミー』の映像美は、予告動画やポスターからも感じることができます。特に死者の国の映像は圧巻でした。死者の国は、想像とは程遠いとてもきれいで美しい風景です。ミゲルと一緒になって思わず見とれてしまいそうになります。夜景のような夜空のような雰囲気もありました。こんなにきれいに死者の国を描いてくれていたら、死者の国を私たちもポジティブに捉え、ここでどんなことが起こるのかわくわくできますよね。
他にもリメンバーミーの舞台であるメキシコの風景や服装と、細かいところまでどのように描かれているか見てみても面白そうです。
リメンバーミー丨まとめ
『リメンバーミー』は、ストーリーがつまらない、タイトル設定が微妙という意見がある反面、ストーリーが泣ける、音楽や映像が良いとの意見がありました。口コミとしては、つまらないとの意見よりも、面白いや泣けるといった意見の方が多かったです。ミゲルとママココがリメンバーミーを歌うシーンや、最後のシーンは本当に泣けるので、まだ見てない方は是非見てみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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