2017年にアメリカで公開された、マイケル・アプテッド監督による『アンロック 陰謀のコード』
主人公は、CIAに所属する女性尋問官アリス・ラシーン（ノオミ・ラパス）。
テロリスト相手に物怖じせず一人で立ち向かい、自分の正義を貫き通す主人公の姿には、同じ女性として憧れます！
一筋縄ではいかないストーリーにも引きこまれますよね。
今回はそんな『アンロック』大注目のキャスト解説とネタバレ評価・感想についてまとめていきたいと思います！
『アンロック』のキャスト解説
アリス・ラシーン／ナオミ・ラパス（朴璐美）
生年月日：1979年12月28日
年齢：40歳（2020年8月現在）
身長：163㎝
7歳の時に初めてアイスランド映画に出演し、テレビシリーズ『Tre kronor』でデビュー。スウェーデン発の人気小説を映画化した『ミレニアム』ヒロイン役で一躍ブレイク。
2011年にはガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』でハリウッドへの進出を果たし、その後も映画で主演を務めるなど、現在も幅広く活躍している。
生年月日：1972年1月22日
年齢：48歳（2020年8月現在）
身長：161㎝
1998年『ブレンパワード』のカナン・ギモス役で声優デビュー。代表作は『鋼の錬金術師』（エドワード・エルリック役）など。
2019年には東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』にてマダム・テナルディエ役を演じるなど、声優だけでなく、女優としても活躍し、歌唱力も高評価を得ている。
エミリー・ノウルズ／トニ・コレット（深見梨加）
生年月日：1972年11月1日
年齢：47歳（2020年8月現在）
身長：173㎝オーストラリア出身。1991年の映画『ホワイト・プレジデント 敏腕経営コンサルタント』でデビュー。1999年には、出演した『シックス・センス』でアカデミー助演女優賞候補にノミネートされるほどの実力派。
2018年のホラー映画『ヘレディタリー 継承』では主演だけでなく製作総指揮も担当するなど、女優にとどまらず活躍の場を広げている。
夫はオーストラリアのミュージシャンであるデイブ・ガラファッシ。
生年月日：1963年8月8日
年齢：57歳（2020年8月現在）
身長：155㎝
本名 津田理佳。1982年のテレビアニメ『ときめきトゥナイト』で声優デビュー。現在は海外ドラマを中心に活動している。
代表作は1992～19997年に放送された武内直子原作のテレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズ。メインキャラクターである愛野美奈子（セーラーヴィーナス）役を担当した。
ボブ・ハンター／ジョン・マルコヴィッチ（樋浦勉）
生年月日：1953年12月9日
年齢：66歳（2020年8月現在）
身長：183㎝イリノイ大学を演劇専攻で卒業後、シカゴにあるステッペンウルフ・シアター・カンパニーの劇団で活動。1984年に映画『プレイス・イン・ザ・ハート』でデビューし、アカデミー助演男優賞にノミネートされる。
ブロードウェイやハリウッドなど数々の大舞台で活躍する一方、個性的な演技は俳優としてヨーロッパなどの映画にも出演。ユーモアあふれる性格と演技で唯一無二の存在として親しまれている。
生年月日：1943年1月25日
年齢：77歳（2020年8月現在）
身長：164㎝
1960年代から俳優として活動しており、1965年に岡本喜八監督の映画『血と砂』や、学園ドラマ『青春とはなんだ』に出演。
声優としての活動は1987年のテレビアニメ『ルパン三世（第2シリーズ）』をはじめとして、近年は海外ドラマ・映画の吹き替えを中心としており、幅広い役を演じ分けている。
エリック・ラッシュ／マイケル・ダグラス（井上和彦）
生年月日：1944年9月25日
年齢：75歳（2020年8月現在）
身長：178㎝カルフォルニア大学卒業後俳優として活動し、1972～1976年でテレビ放送された『サンフランシスコ捜査線』シリーズで一躍ブレイク。
プロデューサーとしても評価され、1975年公開の『カッコーの巣の上で』ではアカデミー作品賞受賞。政治活動や反原発運動にも積極的に取り組んでいる。
2000年に25歳年下の女優キャサリン・ゼタ＝ジョーンズと結婚。2010年に末期の喉頭癌であることを公表するも、翌年懸命な治療により克服したと伝えられた。
生年月日：1954年3月26日
年齢：66歳（2020年8月現在）
身長：174㎝
声優としてのデビュー作品は1973年のテレビアニメ『マジンガーZ』の兵士役。その後ナレーションや舞台、音響監督としても活躍するなど、人気作品にも多く携わっている。
男らしく艶のある美声が人気で、ディズニーアニメーション『リトル・マーメイド』の王子・エリック役の吹き替えも担当した。
人気作品に出ている有名俳優ばかりです！吹替えを担当している声優さんも豪華な面々ですよね。
次に、映画のストーリー、演出、キャストについてのネタバレと、忖度なしの感想・評価についてまとめます！
『アンロック』ネタバレ感想・評価
ストーリーやテーマについて
ストーリーについては、冒頭部分からCIAやロンドン警察が彼女を疑っていたり、途中で味方になると思われたジャックも実はテロ首謀者と繋がっていたりと、誰を信じていいかわからない状況が続きます。
次々と展開されていく内容に、時間も忘れて釘付けになっていました！
しかも、劇中で計画されるテロの手法は、「エボラウイルスよりも致死率の高いウイルスを人々にばらまく」というもの。
日本では致死率が低いと言われていますが、現在世界中で流行している新型コロナウイルスが頭をよぎります。
しかし、少し残念だったのはラスト。
マーサーに嘘の伝言をした相手は？ウイルスの実験をしていた男性は？など気になることもあります。
また、最後に主人公に第一線へ戻ることが約束されハッピーエンド？にはなるものの、テロリストのマーサーを暗殺するという流れが、やや雑に感じてしまいました
演出や脚本について
裏切り者が多く登場し、銃撃戦も見られることから生々しい場面も多少ありますが、
今作では犬が殺されたり、子どもを犠牲にするようなシーンが出てきます。
そんな中、主人公がテロへの罪悪感を感じている割には心情についての描写が少なかったりと、もう少し丁寧に描いてもよかったのになと思いました。
ですが、最初の罠に気づいてからの銃撃戦や、アムジャドが伝言を伝えるシーン、ラッシュとのやりとりにはドキドキハラハラします。
アクションシーンも充実していて見どころは十分！
キャラクター＆キャストについて
今作、キャストは本当に豪華です！
ノオミ・ラパスさんは尋問官にぴったりで、ト二・コレットさんもキャラクターの威厳を感じられ、ベリーショートがカッコいい！
二人で歩いている姿は凛々しく、絵になります。
男性陣も個性豊かで、最後まで安心して見ることができました。
特にジョン・マルコヴィッチさんは評判通りの面白さ。ト二・コレットさんとのテレビ電話シーンでは、思わず見ていて笑ってしまうほどに魅力があふれていました。
『アンロック』キャスト解説、感想・評価まとめ
いかがでしたでしょうか？
アンロック（Unlocked）は、完落ち＝容疑者にすべてを打ち明けさせる という意味なんだとか。
テロリスト完落ちを巡って繰り広げられる陰謀に、アクションに、1秒たりとも見逃せない、内容盛りだくさんの98分となっています！
是非、豪華な俳優陣が織りなす裏切りサスペンスを楽しんでみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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