映画「ベイブ」は、1995年公開のアメリカの映画です。
脚本に「マッドマックス」シリーズでお馴染みのジョージ・ミラー、監督にはクリス・ヌーナンというオーストラリア出身の２人のタッグで制作されました。
子豚のベイブが農場主のアーサー・ホゲットに引き取られ、そこで牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指し奮闘する様子を描くハートフルコメディ映画です。
この記事では、映画「ベイブ」の曲(音楽、主題歌、挿入歌、劇中歌)についてご紹介していきたいと思います。
映画「ベイブ」で使用されている曲は？
出典：YouTubeここでは、映画「ベイブ」の音楽についてご紹介します。
音楽担当：ナイジェル・ウェストレイク
まず、「ベイブ」の音楽を担当するのは、ナイジェル・ウェストレイク、演奏はメルボルン交響楽団です。
作中では、フランスの作曲家によるクラシカルなオーケストラ音楽が使われていますが、ウェストレイクによりアレンジがされています。
ではここからは作中で使用された曲について、サウンドトラックを参考にご紹介していきたいと思います。
Scott Fitzgerald & Yvonne Keeley「If I Had Words」
作中ではホゲットさんがベイブを励ますシーンで歌うこの曲、エンドロールでは３匹のネズミが同曲を歌っています。
サン・サーンスの『交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」』というクラシック曲のテーマが用いられ、レゲエ風にアレンジされたものを1978年、スコット･フィッツジェラルド＆イボンヌ･キーリーが歌ってヒットしました。
ネズミ達が歌っているバージョンは、更にスピードアップされて声も高い状態になっているものでした。
Richard Rodgers/ Lorenz Hart「Blue Moon 」
1934年に生まれたポップス/ジャズのスタンダードナンバーです。
ネズミ達が月夜の下で歌うシーンがあり、これも早送りされた高い声になっているバージョンです。
ビリー・ホリデイやエルヴィス・プレスリー、ボブ・ディランなど様々なアーティストによってカバーされている名曲です。
「Jingle Bells」
作中でベイブが「ジングルベル」を歌うシーンがあります。歌詞を歌うわけではなく「ランランラ〜♪」とつたない感じで歌うのですが、それが素朴でとても可愛らしいのです。
William J. Kirkpatrick「Away in a Manger」
「Away in a Manger/飼い葉の桶で」は、賛美歌です。キリストの誕生を祝う記念日であるクリスマスには欠かせない曲の一つとなっています。
ホゲットさんの息子夫婦がクリスマスの時期に家にやって来るシーンで流れていました。
Georges Bizet「Toreador Aria from “Carmen”」
交響楽団が演奏の担当、クラシックの名曲がよく使われているサウンドトラックですが、この曲もそうです。
ジョルジュ・ビゼーによる「カルメン」のアリアは、野うさぎが歌うシーンがあります。
ちなみに「ベイブ」のサウンドトラックには曲だけでなく動物達のセリフも収録されているバージョンもあり、ミュージカルCDのような楽しみ方をしてみるのも良いかもしれません。気になった方はぜひチェックしてみてください！
映画「ベイブ」の使用曲に関する口コミ評判は？
出典：ザ・シネマここでは、映画「ベイブ」で使用された曲に関しての口コミ・評判をリサーチしていきたいと思います！
ベイブの主題歌。
久々にベイブを観たんだけどホゲットさんが元気の無いベイブに哺乳瓶で水を飲ませながら優しくIf I Had Wordsを歌ってあげるところで泣いてしまった
— Bee3号 (@Ninja_BeeP) March 26, 2019
おはようございます！今朝のBGM、»Dana Winner ◈If I Had Words◈ 映画ベイブの主題歌。自然と涙が出てきて 勇気を貰えます。http://www.youtube.com/watch?v=CbYd9xcnnnE&feature=youtube_gdata
— 🇹🇭曼谷店主(ばんこくてんしゅ) (@bkktnsh) June 17, 2010
「If I had Words」「もしもあなたに言葉を届けられるとしたら」、ぐらいの訳になるでしょうか。農場主のホゲットさんと子豚であるベイブの間の絆を表現するのにとてもぴったりな曲ですよね。
レゲエアレンジの陽気な雰囲気なはずなのに、なぜかとても胸にじんと来ます。
ネズミ達が歌う「Blue Moon」。
ブルームーンは映画「ベイブ」で幕間にネズミが三匹アカペラで歌うのが好き（笑） http://t.co/rvXWeYVh
— ケロ＠Илоилоский (@sparklecomet) August 31, 2012
ブルームーンと聞いてまず思い出すのが、映画ベイブの挿入歌でネズミが歌ってる「ブルームーン」。とても短いアカペラだけど好きだった
— ハイジ (@haijiijiah) September 5, 2012
そういえば昨日はブルームーンだったらしいですね。ブルームーンと聞くと映画ベイブに出てくる3匹のネズミが歌ってるシーンを思い出す。思い出して可愛過ぎてのたうちまわる。
— レペゼンかまぼこ (@komattanokodomo) September 1, 2012
数多くのアーティストによってカバーされているスタンダードナンバーですが、ブルームーンというと真っ先に「ネズミ達がアカペラで歌っているシーン」が思い浮かぶという感想も多数。とっても可愛らしく、印象に残るシーンでした。
往年の名曲やヒットソングが、まさに「ベイブ」色に染まって作中で使用されている為に、唯一無二でどのシーンもとても印象に残るのです。
「この曲はベイブに使われてたバージョンが好き」という声もとても多くみられました。
映画ベイブの曲（音楽、主題歌、挿入歌、劇中歌）は？まとめ
ここまでで映画ベイブの曲（音楽、主題歌、挿入歌、劇中歌）についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？
この作品の代表曲でもある「If I Had Words」は、この記事を書いている私も今、聞いていて思わず泣きそうになってしまいました。
動物の可愛らしいやりとりがおかしな、コメディ映画「ベイブ」ですが、ホゲットさん達との絆の描写にとても心温まるストーリーでもあります。
そんな物語を助ける音楽達にも、ぜひ注目しながら見てみてください。
以上、映画ベイブの曲（音楽、主題歌、挿入歌、劇中歌）は？についてご紹介しました！
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント
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