夕陽のガンマン|ネタバレあらすじラスト結末の解説!原題の意味も

1965年制作のイタリアの西部劇映画、「夕陽のガンマン」

「荒野の用心棒」に続いて制作され、イタリア製の西部劇を指すマカロニウェスタンというジャンルの一つの礎を確立するに至った、セルジオ・レオーネ監督の名作です。

 

原題は「For A Few Dollars More」(もう数ドルのために)となっていますが、一体どんなストーリーなのでしょうか。

 

この記事では、「夕陽のガンマン」のあらすじを結末まで、ネタバレも含みながらご紹介していきたいと思います。

 

「夕陽のガンマン」作品情報

タイトル夕陽のガンマン(For A Few Dollars More)
日本公開日1967年1月27日
上映時間132分
ジャンルマカロニ・ウェスタン
監督・脚本セルジオ・レオーネ
製作アルトゥーロ・ゴンザレス/アルベルト・グリマルディ
製作国イタリア・西ドイツ・スペイン
配給3億1517万円

「夕陽のガンマン」主な登場人物(キャスト)

出典:TAP the POP

 

名無しの男・モンコ(クリント・イーストウッド)

主人公の一人、若い男です。

銃の名手で、物事を素早く片付ける性格。射撃のとき以外はほぼ左腕しか使わない事からモンコ(スペイン語で「片腕」の意)と呼ばれます。

 

ダグラス・モーティマー(リー・ヴァン・クリーフ)

主人公の一人、黒づくめの男モーティマーは元軍人の大佐です。

人相の悪い初老ですが、ベテランらしい風格を持っています。

 

エル・インディオ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)

凶悪な殺人鬼で、刑務所にいた男です。

「夕陽のガンマン」あらすじ解説(ネタバレあり)

出典:Wikipedia
一部ネタバレ要素を含む場合もございますのでご注意下さい。

 

ここでは、夕陽のガンマンのあらすじを起承転結の順に追いながら、結末までご紹介したいと思います。

起:2人の賞金稼ぎと殺人鬼

一人の初老の男が、アメリカ南部のトゥクムカリの街に降り立ちます。彼の名はダグラス・モーティマー、賞金稼ぎです。

モーティマーはその街でとあるお尋ね者を鮮やかに仕留め、賞金の1,000ドルを受け取りました。次なるターゲットを2,000ドルの賞金首に定め、仕留めるべくホワイトロックスの街に向かうのです。

ところが、ホワイトロックスの街ではもう既にその賞金首をとり、2,000ドルを得ていた若い男がいました。彼の名はモンコ

 

一方その頃、凶悪殺人鬼で賊のリーダーでもあるエル・インディオが脱獄しました。

仲間の手引きで看守達を抹殺し逃げ出したインディオは、一味と共に「警備が厳重で襲うのが最も難しい銀行」、エル・パソ銀行を襲撃しようと企てます。

承:銀行強盗作戦

モーティマーもモンコも、脱獄したインディオに10,000ドルの賞金がかけられたことを耳にしています。2人ともインディオの動きを察知し、エル・パソに向かいました。

やがてお互い賞金稼ぎであることを知った2人は、決闘寸前になりながらも腕前を認め合い、賞金の山分けを条件にインディオ討伐に向けて手を組むことなりました。

2人は作戦を立てます。敵の情報を内部から得るために、モンコがインディオの仲間の脱獄を手伝い、それをつてにインディオ一味に潜入。2人で内外両側からインディオ討伐を目指すというのです。

 

モンコは順調にインディオ一味に潜入しました。予定ではエル・パソ銀行の襲撃があることを保安官達に事前に知らせ、銀行強盗を阻止することになっていました。しかし金庫を爆破させるというインディオの手口はあまりに大胆、モンコが知らせて保安官が駆けつける前に、すでに銀行強盗は済んでしまったのです。

転:捕まった2人、インディオの目論み

エル・パソ銀行強盗を経て、インディオの賞金は更に20,000ドルまで跳ね上がります。一味はメキシコのアグア・カリエンテに向かいますが、そこには先回りしたモーティマーが待っていました。

 

モンコとモーティマーはインディオ一味から金を奪おうとしますが、バレて捕まってしまいます。

殺されるのを待つ身になってしまったと思いきや、なんと2人は逃されました。

それはインディオの目論みだったのです。2人に一味の手下達を全員殺させ、最後に自分が2人を殺し、金を全て独り占めしようと企てていました。

 

目論み通り、手下達を皆殺しにしたモンコとモーティマー。そこへ2人を殺そうとインディオが現れます。

モーティマーはインディオに戦いを挑みます。

結末・ラスト:モーティマーの本当の目的、そして…

モーティマーがインディオを追っていた本当の目的が初めてここで明かされます。

実はモーティマーの身内が、昔悲劇の死を遂げたのです。インディオがとある若夫婦を襲い、夫を殺しその妻をレイプ。妻は銃で胸を打ち抜き、自殺しました。

その自殺した若妻が、モーティマーの妹だったのです。彼は復讐のためにインディオを追っていました。

 

インディオは不意を突いてモーティマーの銃を撃ち飛ばしますが、絶体絶命のところでモンコがモーティマーに銃を渡し、モンコの立ち合いのもと、モーティマーとインディオの真剣勝負が行われます。

そして一瞬早く抜かれたモーティマーの銃がインディオを倒しました。

 

復讐を果たしたモーティマーは、「みんなお前にやるよ」と賞金を全てモンコに譲り立ち去ります。

モンコは、残っていたインディオ一味の最後の一人を射殺し、その死体と金を全て荷馬車に積んで走り去るのです。

 

 

 

 

このようなあらすじとなっています。ラストの展開ではまさかの真実が明らかになりましたね。悲しい過去を胸に秘めたモーティマーの復讐劇、そのストーリー展開も大きな見どころとなっています。

「夕陽のガンマン」見どころ解説

出典:YouTube

 

さて、では実際に作品を見た人たちはどのような感想を持ったのでしょうか。ここでは「夕陽のガンマン」を見た人たちの声をリサーチしながら、その見どころをまとめていきたいと思います!

 

見どころは満載!

とにかくクールなイーストウッド×クリーフのガンマンコンビ、早撃ちアクション、ラストのどんでん返しの展開…どこをとっても「男の憧れ」が溢れている西部劇映画の傑作と言えそうですね。

巨匠・モリコーネ。

イタリアの映画音楽といえば大きいその存在、つい最近2020年の7月に亡くなられた、巨匠エンニオ・モリコーネ。この作品も、彼が音楽を手掛けた代表作品の中の1つです。

モリコーネはこのマカロニウェスタンシリーズや他作品でも、暴力的な描写や流血シーンの多い映画への音楽提供が有名です。しかし本人はそういった暴力シーン・ショッキングな描写を嫌う人物であったそうです。

 

男臭い傑作マカロニウェスタン!その邦題にも拍手。

 

「夕陽のガンマン」の原題は冒頭でご紹介したように、「For A Few Dollars More(もう数ドルのために)」。

ちなみにその前作にあたる「荒野の用心棒」、邦題だけ見ると関係がなさそうに見えますが、こちらの原題は「A Fistful of Dollars(一握りのドルのために)」です。

原題を見ると作品同士の繋がりがより明らかになりますね。

セルジオ・レオーネ監督はこの「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」の後、更に「続・夕陽のガンマン」を制作し、これらの3作品は合わせて「ドル箱三部作」と呼ばれています。

「夕陽のガンマン」ネタバレあらすじ、見どころ解説まとめ

 
ここまでで夕陽のガンマンのあらすじや見どころ、原題についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
 
セルジオ・レオーネ監督はこの「夕陽のガンマン」を含むドル箱三部作によって、マカロニ・ウェスタンというジャンルでの地位を確かなものとし、西部劇映画の中でも高い評価を得ています。
 
ロマンをたくさん含んだ西部劇の傑作、まだご覧になっていない人はぜひ見てみてください!
 
 
以上、夕陽のガンマンのネタバレあらすじラスト結末の解説!原題の意味もについてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

コメント

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