映画『マラヴィータ』ネタバレあらすじと感想。続編は?タイトルの意味は?
映画『マラヴィータ』予告動画
映画『マラヴィータ』あらすじ
マフィアのボスだったジョヴァンニ・マンゾーはFBIに仲間を売ったことで、追われている。
FBIの保護を受ながら家族と飼い犬のマラヴィータと共にフランスの小さな町に引っ越してくる。
6年間の間、各地を転々としているが妻のマギー、娘のベル、息子のウォレンたちは環境には慣れている。
マギーはショッピング中に気に食わないことがあると、店を爆破する。
娘のベルと息子のウォレンは学校に嫌な子がいると容赦ない。
FBIのスタンスフィールドは問題を繰り返すこの家族に頭を抱えていた。
アッテアカ刑務所にいるドン・ルケーゼはジョヴァンニに2000万ドルを懸け殺し屋が必死でジョヴァンニの行方を追っているが、ジョヴァンニたちは捕まらず、ドン・ルケーゼは怒りを募らせる。
ウォレンは学校の宿題で、言葉遊びを出される。
何気なく提出した宿題が学校新聞に掲載され、流れ、さらに流れアメリカの刑務所にいるドン・ルケーゼの目に入ってしまい、一家の居場所がバレてしまった。
自分を作家だと名乗り自叙伝を書き始めたジョヴァンニだったが、作家だと信じている地元の人から、アメリカ映画の上映会でトークをしてほしいと言われる。
スタンは断るようにジョヴァンニを説得するがどうしても行くと言い張り、スタンが同行していくことになる。上映会当日。科学薬品メーカーのタンクに時限爆弾を仕掛け会場へ向かう。
マフィア映画の「グッドフェローズ」が上映。
元マフィアのボスのジョヴァンニは興奮し、マフィアの実態を話しまくる。
スタンは、正体がバレることを恐れ部下に今すぐ町を出るという。
一方で、ウォン連は駅でマフィアの連中がいるのを目撃。ベルも屋上から目撃し、2人は戦いが始まることを悟った。
午前0時、ジョヴァンニが仕掛けた爆弾が爆破する。
スタンに自宅に送り届けられたジョヴァンニ。自宅前のFBIの隠れ家に
身を潜めるマギー。そして、ついに自宅はバズーカ砲で吹っ飛ばされる。
ベルとウォレスはマフィアの武器を奪って彼らと戦い、愛犬も怪我を負いながらも立ち向かう。
隠れ家に身を潜めていたスタンの部下は撃ち殺されてしまう。
マギーはピンチを迎えていたが、そこにジョヴァンニが登場し家族総出でマフィアに立ち向かう。
映画『マラヴィータ』感想・評価
家族全員が問題児で、トラブルを抱えていく様が面白い。
子は親の背中見て育つと言いますが、妻も含めよく育っていますね。愛犬までも(笑)
強くたくましく育ちすぎでは?なほどに。
問題起しまくりの一家を保護するFBIはとてつもなく大変でしょうね。
それに巻き込まれる市民にも同情してしまう。ジャンルはコメディ映画ですがファミリー映画とも呼べるような作品。
突っ込みどころ満載。深く考えずに見られました。
豪華俳優陣にも注目です。
最後にはまた逃亡劇となりますが、この先一生狙われ逃げ続けなければいけないのでは?
そう思うと子供たちがなんだかかわいそうに思えてきます。
映画『マラヴィータ』続編はある?
2013年に公開され7年が経過していますが、今の所続編の情報はないようです。
続編があるとするなら、娘の恋愛が未解決で終わっていたりするので家族のストーリーを根深く描いてほしいですね。別の舞台での一家のハチャメチャぶり、兄弟の頭脳派と過激派で協力し戦う姿など…続編が出たら見てみたいものです。
映画『マラヴィータ』タイトルの意味は?
タイトルの【マラヴィータ】の意味ですが、イタリア語で【裏社会】
タイトルのみで想像しますとシリアスな雰囲気と捉えがちですが、コメディ映画となっています。一家は愛犬にその名をつけています。あの家族らしい名づけですね。
映画『マラヴィータ』まとめ
演出がとてもかっこいい。俳優陣がとても豪華です。
フレッド・ブレイク(ジョヴァンニ)役-ロバート・デ・ニーロ
マギー・ブレイク役-ミシェル・ファイファー
ベル・ブレイク役-ディアナ・アグロン
ウォレン・ブレイク役-ジョン・デレオ
スタンスフィールド捜査官役-トミー・リー・ジョーンズ
ドン・ルケーゼ役-スタン・カープ
ロバートデニーロ演じる主人公含め、マフィアたちの表情が渋くて出演者たちの表情にも注目。
コメディ映画なので強モテのマフィアたちは女子高生や男の子にあっけなく殺されます。
長女と長男のキャラがなんといってもいい味を出しています。母親も母親らしさはありますが、マフィアと結婚しただけあり、とてつもなくパワフルです。気に食わない相手には容赦なし。
長女と長男はまさしく親の背中を見て育つです。犬も。
家族の絆も描かれつつ、中には途中で残虐なシーンもあります。
ただ笑いたい人には少々過激、マフィア映画好きにはちょっと物足りさを感じる作品かもしれません。ただ、全体的にポップな仕上がりになっているので重苦しさはあまり感じられないので刺激と笑いを求めるにはおすすめの作品です。
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