ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー|映画のネタバレあらすじ結末は?

元CIAの暗殺チームにいた主人公が巨大組織に立ち向かうアーロン・エッカート主演のサスペンス・アクション映画「陰謀のスプレマシー(ザ・ターゲット)」についてネタバレストーリーを紹介していきます。

 

陰謀のスプレマシーのネタバレストーリーは?

陰謀のスプレマシー

出典:IMDb

 

一部ネタバレ要素を含む場合もございますのでご注意下さい。

あらすじ

元CIAのベン・ローガンは既に米国を離れ、数か月前からベルギーのアントワープにある民間の防犯装置会社に職を得て、民間人として暮らしている。最近、十代の娘のエイミーを米国からベルギーに呼び寄せて、父娘二人で慣れない二人暮らしを始めたばかり。離婚後は娘は元妻と暮らしていたから、娘とは離れて暮らしていた年月が長く、おまけに娘は多感なティーンエイジャーなので、二人の関係はまだ微妙だ。エイミーはベンが元CIAだとは知らず、国務省で外交関係の仕事をしていたと思っている。

ベンの勤める防犯装置の開発会社はハルゲート・グループ(Halgate Group)の子会社。ある日、同僚の一人が自社製品の電子式ロックを調べている時に特許番号に不備があるという問題に気付いたので、ベンはその問題を上司のデレク・コーラーに報告した。だが翌日、ローガンがいつものように出勤してみると、自分の会社のオフィスがあるはずのビルのフロアは空になっている。デスクも備品も電話も無く、誰もおらず、文字通り空っぽだ。困ったベンは親会社のハルゲート社に行くが、子会社に防犯装置の会社は無い、とか、グループの子会社も含めて社員全体のデータの中にベン・ローガンなどという人物はいない、などと言われてしまう。きつねにつままれたように感じ、自分が確かに会社で勤務していたことを証明しようと銀行へ行き、自分の口座への給与振込の記録を印字してもらおうとするが、銀行員からも入出金の記録が全く無い、と言われてしまう。

戸惑うローガンのもとに、会社の同僚のフロイドが近づいてきて、突然銃でベンと娘のエイミーを脅し、車で誘拐してしまう。誰の命令でこんなことをしているのか尋ねるがフロイドは教えてくれない。ベンはCIAで身に付けた危機脱出術でフロイドを倒し殺す。人を殺してしまった父親を見てエイミーは取り返しのつかない事態になったと思い動揺し、警察に言って保護してもらおうとも言う。だがベンは警察が護ってくれるはずはないと言い、逃げるべきだと言う。自分たちを狙った背景を探ろうとフロイドのポケットを探るが、出てきたのはアントワープ中央駅のコインロッカーの鍵。二人で駅へ行き、その鍵でロッカーを開け中身を確認すると、暗殺指令書の束が入っている。会社の同僚たちの暗殺を命じた書類の束で、その中の1枚にベン自身の暗殺指令書も入っており、顔写真・氏名・住所など詳細な情報が記載されている。おまけにエイミーが数ヶ月前に米国にいた時の写真まで添付されている。数か月前に米国で祖父と会っていた時のことまで盗撮され写真が添付されているのを見て、気分が悪くなり、すっかり動揺するエイミー。その指令書の様式を見たベンは、自分を狙ったフロイドがプロの暗殺者であったことや暗殺指令を出したのは政府系の組織の関係者であることに気付く。念のためアントワープ市内の病院に行き死体安置室を確認してみると、案の定、同僚たちの遺体が多数横たわっていて、おまけに安置室の担当者は同僚の遺体をいくつも眺めつつ、全員不法滞在者だ、と妙なことを言う。ベンは、同僚たちが正規の従業員であり正規のアントワープ住民であると知っているので、それはつまり同僚たちに対しても諸記録の抹消ということが行われたのだ、と理解する。つまりかなり手の込んだ大きな陰謀が計画され、暗殺する人々を不明者扱いにし闇に葬るために諸記録も抹消され、その一環でベンも命を狙われ諸記録を抹消されたのだ、と気づく。

ところが同僚の遺体確認後まもなく病院内で別の暗殺者がベンとエイミーに襲いかかってくる。ベンは元CIAの技を使い、暗殺者を返り討ちにし殺害する。ベンがまたもや平然と人を殺したのを見て父親の過去に強い不信感を抱いたエイミーはパニック状態になりその気持ちをベンにぶつける。ベンはしかたなく自分は元CIAであることや暗殺担当者で多くの人を殺してきたことを告白する。エイミーはようやく状況を理解しはじめ、父親を信頼してみようと思う。

迫り来る暗殺者たちの魔の手から逃れるために、ベンとエイミーは友人のつてを頼って民間人のアパートに潜伏しつつ、暗殺を命令した犯人が誰なのか探り始める…

結末

ローガンと別れたエイミーはハルゲート社に雇われた殺し屋に誘拐されてしまう。ローガンをかくまったことで家族を殺されてしまったナビルは、復讐のためローガンに協力する。二人はエイミーを救出するための準備を始める。ローガンは、小型金庫の中の書類からハルゲート社が黒幕で、アンナが裏切り者であることを掴む。ローガンは準備を整えると、ハルゲートに娘と引き換えに、極秘書類を渡すと電話をする。アンナはハルゲートに取引は自分に任せて欲しいと訴え、ハルゲートはアンナに任せると伝えるが、裏では殺し屋に依頼していた。アンナはハルゲートの部下たちを銃撃し、エミリーを逃がそうとするが、アンナは殺され、エミリーも捕まってしまう。ローガンは爆弾を仕込んだアタッシュケースに書類を入れ、取引場所へと向かう。ハルゲートはエミリーを助ける条件として、資料とローガンの命が必要だと告げる。ローガンは、解放された娘に“自分は残るのでできるだけ遠くへ逃げろ”と伝える。それを聞いたエイミーは父は殺される覚悟だと察し、悲しみを堪え、ナビルのバイクに乗って現場を去っていく。ローガンはハルゲートにアタッシュケースを渡したあと、殺し屋に「1枚忘れていた」と伝え、書類の1部を渡す。それを受け取った殺し屋はハルゲートにそれを渡そうとする。ハルゲートは書類を確認するためアタッシュケースを開けた瞬間、それは爆発し、ハルゲート、殺し屋、部下たちは爆死してしまう。

ローガンは死んでしまったと思っていたエイミーは、アメリカへ帰るため空港にいた。
その時に、“キャンセル待ちのマルクス・ウルフ様”というアナウンスを聞き、エイミーは、顔をあげる。そこには、自分に向かって走ってくる父の姿があった。二人は固く抱きしめ合い、喜びあった。

映画『陰謀のスプレマシー』(2012)のネタバレストーリーは?のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

大企業に嵌められた元CIAが殺し屋に命を狙われながらも独自に調査を進め、真相へと近づいていくサスペンスアクション映画になっています。

 

悪い奴らを一網打尽にし、娘との再会を喜びあうラストは、とても気持ちがいい映画になっているなあと思いました。

 

普通のCIAが出てくる映画とは違い、娘を守る親子の絆を感じられる映画になっています。

 

以上、「映画陰謀のスプレマシー(ザ・ターゲット)のネタバレストーリーは?」についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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