追龍|映画のネタバレあらすじや口コミ評判と考察

2020年7月24日から、映画『追龍』が公開されました。

「イップマン」シリーズのドニー・イェンと「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ香港の大スター2人が主演のこの作品
1960年代を舞台にした、香港警察の闇の部分に迫るクライムストーリーとなっています。

監督は、「ゴッド・ギャンブラー レジェンド」などのバリー・ウォン、「コールド・ウォー」シリーズなどの撮影を担当したジェイソン・クワンのタッグです。

 

この記事では、映画「追龍」のあらすじと、口コミ・評判についてご紹介していきたいと思います。

映画「追龍」のあらすじは?

舞台は1960年代。この頃香港はまだ中国に返還されておらず、イギリスの統治下にありました。

 

ン・シーホウ(ドニー・イェン)とその一味は、仕事を求めて中国・潮州から香港にやって来ます。ところが不法移民として渡って来た彼らは、香港でも満足な仕事にありつけず、高額な報酬を目的にやくざ同士の暴動に参加し、警察に逮捕されてしまいます。

ホウは拘束後に警官からひどい暴行を受け、それを見かねた香港警察のリー・ロック(アンディ・ラウ)がホウを保釈し、助けます。ロックは、ホウがやくざの仲間であってもその腕っ節を認めていたのです。2人はこうして出会いました。

保釈後もホウは闇社会の中に身を置き、麻薬の売買によってその世界で名をあげていきます。

 

数年の年月が経った頃、マフィアの陰謀によって窮地に追い詰められたロックを、今度はホウが救います。ホウはロックに対して恩を感じていました。

しかしロックを助ける代償にホウは足を砕かれてしまい、杖なしでは生活できない身体に。ここで2人の友情と絆は確かなものになっていきました。

足が不自由になってしまったにも関わらず、その後ホウは麻薬王として闇社会に君臨し、またロックも警察署内で出世を果たしていくのです。

 

かたや麻薬王、かたや警察上層部の人間。お互いの野望を追い、対立する立場のはずの2人が手を組み、その絆を深めていく不思議なバディ・ムービーですが、そんな関係性を成り立たせていたのはこの時代の香港そのもの。当時香港では警察と闇組織は根深いところで結託しており、当たり前のように汚職が蔓延していたのです。

 

この頃の時代背景を理由にしか、2人の友情を美しいものとして語ることはできません。その上、

2人のスターが演じたン・シーホウリー・ロックは実在した人物です。

実録ドラマとして切り取られていることで、見どころであるアクションも全て含みながらひたすら、2人の生き様がリアルに押し寄せてくる。

映画「追龍」はそんな作品となっています。

映画「追龍」の口コミ評判は?

ここでは、実際に映画「追龍」を見た方々の口コミ・評判を見ていきましょう!

2人の絆の強さがわかる…

出会いから別れまで、とにかく2人の絆にフォーカスして描かれているストーリー。この時代だからこその切実さが突き刺さり、胸がいっぱいになったという声が続出です。

アンディとドニーのコンボ!

ドニー・イェンもアンディ・ラウも共に50代後半。年齢を感じさせない身のこなし+渋み増し増しな2人のスターの共演に興奮した方もたくさんいるのではないでしょうか。

60年代の香港、その雰囲気!

今は無き、当時の香港の風景もとても味わい深いものになっています。ここ最近特に、香港はまた激動の時代を迎えています。そういう意味でも今作品は、今こそ見たいものかもしれません。

映画「追龍」のあらすじや口コミ評判と考察(ネタバレ注意)まとめ

ここまでで映画『追龍』のあらすじや口コミ評判と考察についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

実在した麻薬王と警察官の友情・絆を描く実録クライムストーリー。

実際に生きていた2人の人物、それが大スター2人の共演によってより華やかに、今の世で私たちに向けて再現されるのです。

ぜひこの映画を通して、香港が辿ってきた歴史の闇の一部分を目撃してほしいです!

 

以上、映画『追龍』のあらすじや口コミ評判と考察(ネタバレ注意)についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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