伝説的ファンタジーシリーズの第二弾「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
賢者の石を巡る事件を解決したハリーが次に解き明かすのは、ホグワーツに古くからあるという「秘密の部屋」を巡る謎です。
誰も見たことがないという「秘密の部屋」は果たして実在するのか?
そして、誰が「秘密の部屋」を開けたのか?
誰がこの事件の黒幕なのか?
本記事では、「秘密の部屋」にまつわる謎について整理していきます。
・「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の作品情報
・「ハリー・ポッターと秘密の部屋」スリザリンの真の継承者
・「ハリー・ポッターと秘密の部屋」事件の黒幕
タイトル | ハリー・ポッターと秘密の部屋 |
原題 | Harry Potter and the chamber of secrets |
日本公開日 | 2002年11月23日 |
上映時間 | 161分 |
ジャンル | ファンタジー |
監督 | クリス・コロンバス |
脚本 | スティーブ・クローヴス |
製作 | デヴィッド・ハイマン |
製作総指揮 | クリス・コロンバス マーク・ラドクリフ マイケル・バーナサン デヴィッド・バロン |
製作国 | アメリカ合衆国・イギリス |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
継承者は誰だった?
出典:Yahoo!映画「真の継承者」はパーセルマウスを使えるあの人!
「秘密の部屋」を作ったサラザール・スリザリンはパーセルマウス、つまり蛇語を話せました。
そして、「秘密の部屋」の入り口の仕掛けには、パーセルマウスが鍵となっていました。
つまり、スリザリンの「真の継承者」はパーセルマウスを使える必要があります。
パーセルマウスで「秘密の部屋」を開けることのできた「真の継承者」とは、トム・マールヴォロ・リドル、つまり後のヴォルデモートでした!
トム・リドルの母親である純血の魔女メローピー・リドルは、サラザール・スリザリンの直系の子孫でした。
そのため、彼には、サラザール・スリザリンの血が流れており、パーセル・マウスを使えるからこそ「真の継承者」になり得たのです。
50年前に彼は「秘密の部屋」を開けることに成功し、バジリスクを操ることで当時の女子生徒のマートルを殺害しました。
ハグリッドとアラゴグに事件の濡れ衣をかけることに成功するが、ダンブルドアに目を付けられてしまい、彼は秘密の部屋を再び開けることはしませんでした。
そのかわりに、自らの日記に力と記憶を注ぎ、日記を手にする「誰かに」スリザリンの思いを成し遂げることを託しました。
そもそもスリザリンの「真の継承者」とは?
ハリー・ポッターたちが魔法を学ぶホグワーツ魔法魔術学校の創設者は4人いました。
その内の1人が、後のスリザリン寮に名前を継がれることになったサラザール・スリザリンです。
サラザール・スリザリンは純血の魔法使いで、マグル生まれには魔法を教えない「純血主義」を唱えていました。
この考えが、グリフィンドールを始めとする他の創設者3人との対立を起こし、ホグワーツを去ることになりました。
その時に、彼はホグワーツに「秘密の部屋」を作り、そこに大きな蛇の化物である「バジリスク」を住まわせたとされています。
黒幕はジニー?
出典:Yahoo!映画実行犯はジニー!でも黒幕ではない?
本映画での「秘密の部屋」事件の実行犯はジニーでした。
彼女が50年ぶりに「秘密の部屋」を開けて、ハーマイオニーたちを石に変えて、ホグワーツを恐怖の底に陥れたのでした。
しかし、彼女は元々パーセルマウスを使える訳でもなく、また「秘密の部屋」を開けたのは彼女の本意ではありません。
実は彼女はトム・リドルの日記に触れてしまった故に、日記に込められたトム・リドルの力に導かれて今回の事件を起こしていました。
彼女は事件の途中で、日記の力に恐れをなしてトイレに捨てたことで、ハリーの手に日記が渡りました。
彼女は最後にはトム・リドルに「秘密の部屋」に連れていかれ、トム・リドルの復活の生贄にされかけました。
ここで疑問なのは、一体彼女は何故日記を持っていたのでしょうか?
それは、ある人物により仕組まれていたのです。
黒幕はルシウス・マルフォイ!
本映画での「秘密の部屋」事件の真の黒幕は、ドラコ・マルフォイの父ルシウス・マルフォイです!
映画序盤で、ダイアゴン横丁でハリーたちが書籍を購入している時に、ルシウス・マルフォイが現れました。
そこで、ジニーの教科書をとり、古本だと嘲笑します。その時に、さりげなくトム・リドルの日記を彼女の教科書入れであるバケツに忍ばせていたのです。
彼は純血主義であり、ヴォルデモートの配下である死喰い人です。また、ジニーの父親であるアーサー・ウィズリーを忌み嫌っており、彼を陥れようとしていました。
これが事件を画策した動機だと考えられます。。
なんと狡猾な男なのでしょうか。
最後に、ハリーに黒幕だと見破られ反撃をしようとするが、ドビーに吹き飛ばされるのは、溜飲が下がる場面でしたね。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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