パーフェクトストーム|映画の最後の結末は?実話元ネタも生存者はいた?

 
 
 
 
 
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2000年に制作されたアメリカ合衆国のアドベンチャー映画。

監督は『ザ・シークレット・サービス』で有名なウォルフガング・ペーターゼン、主演は『オーシャンズ11』でも有名な俳優ジョージ・クルーニーが務めます。

 

実話を基にした作品はフィクションの物語よりも身近に感じますよね。

その分、興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、映画『パーフェクトストーム』最後ラストの結末、実話元ネタ、生存者はいたか、について解説していきたいと思います。

 

映画パーフェクトストームの最後ラストの結末は?

最後ラストの結末について説明していきます。

 

結論から言うと、アンドレア・ゲイル号も生存者も発見できずに捜索は打ち切られてしまうというラストです。

 
嵐に向かっていたアンドレア・ゲイル号は大波に突入しアンテナが破損します。通信が途絶え、頼りになるのは途切れ途切れの無線のみです。
アンドレア・ゲイル号は知らずに嵐と嵐のはざまに突入してしまいます。
嵐に耐え切れないアンドレア・ゲイル号は徐々に壊れ始め、そんな船を見かねてビリーは嵐を突っ切ることを諦めます。
嵐の外に向かって進むアンドレア・ゲイル号は一瞬の間、朝日を垣間見ることができたのです。波も風も鎮まりこのまま嵐を抜けられる。誰もがそう思っていた時、目の前にビルの高さほどもある大波と対峙します。どうにか乗り越えようと立ち向かうのですが、船は波に飲み込まれ転覆し、浸水し始め船員たちは船室に閉じ込められてしまいます。
 
 
嵐が過ぎた後も捜索は続けられましたが、アンドレア・ゲイル号も生存者も発見できずに捜索は打ち切られてしまいます。
 
続いてあらすじについて説明していきます。

映画パーフェクトストームのあらすじは?

1991年9月。マサチューセッツ州グロスターに一艘のメカジキ漁船が到着した。船長ビリーは不漁に悩んでいた。予想よりも少ない報酬に不満げな船員たち。ビリーは戻ったばかりの船員たちを説得し再び漁に出る。

彼らはグランドバンクスへ向かった。そこでは、少しの漁獲があったものの目標には到底及ばない。この時、バミューダ海域にハリケーン「グレイス」が発生。レベル5と認定された。

 

仕掛けを下し続けるもメカジキは一向に上がらず、ビリーも船員も苛立ちが隠せない。不穏な空気に包まれていた。天候は徐々に悪化し船が大波に煽られる。不安に思った船員たちは嫌な予感がするとビリーに訴えた。

しかしビリーはどうにかして一山当てようと躍起になっており、船員たちの言うことを聞こうとしない。

ビリーはバンクスから東に進路を向け魚の宝庫と呼ばれるフレミッシュ・キャップへと向かう。フレミッシュ・キャップで漁を開始すると今までに類を見ないほどの大量に当たり、船員たちも歓声を上げて魚を獲りまくった。

 

しかし、魚の鮮度を保つための製氷機が壊れてしまう。ビリーは仕方なく港へ帰る決断をした。帰路につく進路にハリケーンが近づいていたが、船員たちは嵐を突っ切る道を選ぶ。

嵐に向かっていたアンドレア・ゲイル号。いよいよ大波に突入を始める…

 

 
続いて実話、元ネタ、モデル、について説明していきます。

映画パーフェクトストームの実話、元ネタ、モデルとなったのは?

映画『パーフェクトストーム』は実話なのか?元ネタは何なのか?について説明します。

実は元ネタがある?

1997年に出版されたセバスチャン・ユンガーの著書『パーフェクトストーム ‐史上最悪の暴風に消えた漁船の運命‐』が原作です。

セバスチャン・ユンガーの『パーフェクトストーム』は大嵐で行方不明になったアンドレア・ゲイル号とそれに関わる人々のストーリーです。

20代、30代の漁師がどのように育ち、どのように漁師となり、どのように生活を送ってきたか、そして航海、大嵐、捜索活動の様子が描かれています。

実際に使われていた船だった?

このアンドレア・ゲイル号は実際に使われていた商業漁船です。

1991年パーフェクトストームにより失われました。

パーフェクトストームというのは複数の厄災が同時に起こり、破滅的な事態に至ることです。

アンドレア・ゲイル号は6人の乗組員を乗せ、1991年9月20日にマサチューセッツ州のグロスター湾から出航しました。アンドレア・ゲイル号から最後に報告された送信は1991年10月28日の午後6時でした。

1991年10月30日に船の大規模な捜索が開始されましたが、1991年11月9日乗組員の生存確率が低いため行方不明の船舶の捜索を中止します。

発見された残骸は、燃料ドラム、燃料タンク、EPIRB、空の救命いかだ、その他の漂流物のみです。

船はセーブル島近くの大陸棚に沿ったどこかで海に失われたと推定されました。

 

セバスチャン・ユンガーとはどんな人?

名前:Sebastian Junger / セバスチャン・ユンガー

生年月日:1962年1月17日(年齢:58歳)

出身:アメリカ合衆国マサチューセッツ州

職業:ジャーナリスト、作家、映画製作者

 

1980年コンコードアカデミーを卒業し、1894年ウェズリアン大学で文化人類学の学士号を取得。

その後、フリーランスのライターとして働き始める。1997年『パーフェクトストーム』の成功により、「新しいヘミング・ウェイ」として注目される。

2000年には「The Forensics of War」という記事を発表し、National Magazine Award を受賞。

ティム・へザリントンと共に監督を務めた映画『Restrepo』はアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー特集にノミネートされた。

 

 

最後に映画『パーフェクトストーム』のまとめです。

映画パーフェクトストームの最後ラストの結末は?実話元ネタも生存者はいた?のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

ノンフィクションの書籍をもとに描かれたストーリーで、生存者はいなかったということでした。

 

こんなに怖い物語が実際にあったということですから恐怖はさらに増します。

嵐を回避する方法が他になかったのか疑問ですが、一瞬の判断が命取りとなるのですね。

自然災害は防ぎようのないものですが、このような被害に巻き込まれる方が二度と出ないように願います。

 

気になった方は是非ご覧ください。

以上、映画パーフェクトストームの最後ラストの結末は?実話元ネタも生存者はいた?についてご紹介しました!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

コメント

  1. […] […]

    • まろ より:

      海での活動を40年やってきて小さな船で外洋も多く経験し、その厳しさや人間模様も承知している自分からすると、海の男のリアルが大変よく描かれていて個人的には良い作品だと思ってます。
      評価はまちまちの様ですが興行的には成功した作品なので監督はじめ関係者の意図と視聴者間にギャップがあっても〇なんでしょうね。
      やはり現場を知らない人には越えられない壁があると思います。大衆受けするようにエンタメ向けのシナリオやデフォルメするのは簡単なテクですが、あえてそれを最小限にしたところが逆に好感でした。我々海男たちは板子一枚下は地獄、命の危機の中で死は恐怖でなく神の誘い的な至福感を感じます。ほんと勝手なバカ者たちです。地上の道理に合わない儚さと虚しさが魂の中に宝物のように存在してます。そんな心理を探っていただきたい作品でした。

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